日経アジアによると、天候不順、インフレに見舞われる消費者、そして中国という難題が立ちはだかる中、丸紅は、オーストラリア東部で肥育した牛肉から日本市場への輸出を増やそうとしている。
30年前、丸紅がレンジャーズ・バレーから輸出する牛肉のほとんどは日本向けだったが、今では売上高の10%にも満たない。 最近では主にタンとハラミを日本に輸出している。しかし、東京に本社を置く同社は、今日のグローバルな課題に直面し、日本での牛肉販売を増やすための取り組みを強化している。 オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州のレンジャーズ・バレーで生産された牛肉は、2月中旬に幕張メッセで開催された食品見本市の丸紅ブースで試食した来場者から、その食べやすさを高く評価された。同社は大きな赤い霜降り肉の塊を展示し、来場者を魅了した。 https://asia.nikkei.com/Business/Food-Beverage/Japan-s-Marubeni-looks-to-hook-its-home-market-on-Aussie-beef
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朝日新聞によれば、船舶の脱炭素に向け、燃やしても二酸化炭素(CO2)を出さないアンモニアを主燃料とし、アンモニアを運ぶ船が国内で建造されることが決まったようです。2026年に完成予定で、実証航海後、世界初の船として国際海運で使われる見通しです。
海運大手の日本郵船など計4社が発表した。この船は重油とアンモニアを混焼することで、重油のみの燃料と比べてCO2などの温室効果ガスの排出量を8割以上減らせる。 一方で、有毒なアンモニアを扱うため安全性が最大の課題だ。日本郵船の曽我貴也社長は漏れた場合の対処法を検証したとして「毒性克服のめどが立った」と話した。今後、自動車運搬船などにも広げ、33年までにアンモニア燃料船を15隻建造することをめざす。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15873061.html
東京電力グループと中部電力が折半出資する発電会社JERA(東京)とIHIは、碧南火力発電所(愛知県碧南市)で、発電時の二酸化炭素(CO2)削減に向け、燃料の石炭にアンモニアを混ぜて燃やす実証試験の設備を報道陣に公開しました。
商用の火力発電所での大規模な試験は世界初ということです。実証試験は26日から6月19日までの予定。結果をもとに2020年代後半にも商用運転を開始する予定です。 https://sp.m.jiji.com/english/show/31798
時事通信によれば、日産自動車とホンダは、電気自動車(EV)などに関する協業に向け、包括的な覚書を結んだと発表しました。今後、車載ソフトウエアやEVの中核部品など幅広い分野で連携を検討します。
国内2位、3位の自動車メーカーが手を組み、海外勢に比べて出遅れたEV開発で巻き返しを狙います。両社が企業文化の違いを乗り越えて協力関係を築ければ、トヨタ自動車を中心とするグループに並ぶ勢力として、国内自動車産業に大きな変化をもたらす可能性があります。 https://sp.m.jiji.com/english/show/31848#goog_rewarded
朝日新聞によれば、大阪ガスは、2024年度から3カ年の中期経営計画を発表しました。現状では1500億円前後の経常利益を、30年度に2千億円に増やす目標も同時に明らかにしました。国内で火力発電や液化天然ガス(LNG)の卸売り事業を伸ばすほか、海外事業にも力を入れていく方針です。
世界的な脱炭素化の流れの中で、エネルギー各社は化石燃料からの転換を迫られている。ただ、記者会見した大阪ガスの藤原正隆社長は「ここ20年ほどは、LNGによる火力発電も重要だ」と説明。電力やLNG販売に力を入れつつ、中計の3年間でさらに未来のエネルギーのあり方について具体策を準備するとした。 https://digital.asahi.com/articles/ASS376DW2S37ULFA01M.html
時事通信によれば、食品宅配サービスを手掛けるウーバーイーツジャパン、自律走行ロボットによる配送を東京・日本橋エリアで始めると発表しました。人手不足への対応が狙いで、ウーバーのロボット配送は米国に続き2カ国目。当面は1台で運用し、注文を受けてから30分程度で配達できる場合に活用します。
ロボットは米企業製で、最高時速5.4キロで歩道を走行する。カメラが搭載され、横断歩道を渡る際などは、運行を担う三菱電機グループが遠隔操作する。利用者は受け取るために屋外に出る必要がある。三菱電は「建物内の走行やエレベーターとの連携も技術的に可能だ」と説明している。 https://sp.m.jiji.com/english/show/31644#goog_rewarded
朝日新聞によれば、水素から作り出した電力で走る国内初の水素ハイブリッド電車「HYBARI(ひばり)」の走行試験が、神奈川県内のJR鶴見線で報道公開されました。脱炭素化に向けたJR東日本の取り組みで、2030年度の実用化をめざしています。
HYBARIは水素と酸素を反応させて発電する燃料電池と蓄電池を搭載し、二酸化炭素を出さずに走る。燃料電池車を市販するトヨタ自動車や、日立製作所と共同開発し、22年3月から走行試験を続けてきた。この日は鶴見―扇町駅間での走行試験が公開された。2両編成のHYBARIの屋根には電気を取り込むパンタグラフの代わりに容量計約1千リットルの水素タンクを装備している。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15874852.html
時事通信によれば、日産自動車は、有料の自動運転サービスを横浜市などで2027~28年度に行うと発表しました。今後、さらに4市町村程度を選定した上、計数十台の自動運転車両で実施。タクシーより安い料金設定を目指すようです。当初は運転手が同席するが、技術開発や規制などに応じ、期間中に無人での運用を始めることも視野に入れるようです。
https://sp.m.jiji.com/english/show/31531
時事通信によれば、イオンと丸紅は、協業関係を強化する契約を締結したと発表しました。これまで食品分野に限っていた協力関係を、DX(デジタルトランスフォーメーション)や脱炭素などの分野に拡大するようです。
丸紅はイオン株を追加取得した。取得株数や金額は非公表。今後は丸紅が持つ電力調達のノウハウに加え、在庫管理や決済を効率化するデジタル技術をイオンの店舗網で活用する。丸紅が扱う化粧品などの商材をイオンで販売することも検討する。 https://sp.m.jiji.com/english/show/31476
朝日新聞によれば、石油元売り大手の出光興産とENEOS、北海道電力の3社は、苫小牧市西部に国内最大級の水素製造設備を建設する検討を始めたと発表しました。
道内に豊富な再生可能エネルギーを活用した「グリーン水素」の製造をめざします。 2030年ごろまでに苫小牧西部に、水を電気分解して水素を作る工場を建設する。設備規模は国内最大となる10万キロワット以上で、年間1万トン以上の水素を製造できる。1万トンは燃料電池車11万台の年間使用量に相当する規模という。 https://digital.asahi.com/articles/ASS2P72XBS2NULFA01D.html |
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