朝日新聞によれば、トヨタ自動車が、世界で初めて液体水素を燃料にしたエンジン車をレースに投入しました。二酸化炭素(CO2)を出さないエコカーの一つで、将来は市販することを目指しています。ただ、水素エンジンは課題が多く、他社は開発を凍結しています。トヨタはどこに可能性を見いだしているのか。
静岡県小山町の富士スピードウェイで開かれていた「スーパー耐久(S耐)」。液体水素で走る「水素エンジンカローラ」は27日午後3時ごろ、ほかの車とともに一斉にスタートし、目立ったトラブルもなく24時間でサーキットを計358周した。 水素エンジン車はガソリンの代わりに水素を燃料とし、今のガソリン車の構造や技術を利用できる車だ。トヨタは2017年ごろから本格的に開発を始め、21年5月に気体の水素タンクを積んだ車でS耐を完走していた。 https://www.asahi.com/articles/ASR5Y658YR5YULFA002.html
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