オーストラリアの住宅市場、今後の予想

The Australian Financial Review紙によれば、住宅市場の低迷は今後 12 か月以内に収束する可能性があり、以前のサイクルよりも大幅に短い期間ですが、その間に金利が急上昇するため、価格は急激に下落すると専門家は述べています。
その後の回復も遅くなると予測されており、価格がこれまでの最高値を更新するまでには数年かかる予想です。
AMPキャピタルのチーフエコノミストであるシェーン・オリバー氏は、利上げの規模と速さ、インフレ率の高さ、アフォーダビリティーの低さ、供給の急増により、今後6〜9か月で住宅価格が急落する可能性があると述べました。
同氏は、「基本シナリオは、金利が2.6％でピークに達すると仮定して、価格が20％下落します。しかし、金利が3％以上に上昇するリスクがあり、それがより急激な価格下落を引き起こす可能性があります 」と述べています。

https://www.afr.com/property/residential/investors-brace-for-years-of-slow-housing-market-recovery-20220810-p5b8qz