時事通信によれば、日産自動車とホンダは、電気自動車(EV)などに関する協業に向け、包括的な覚書を結んだと発表しました。今後、車載ソフトウエアやEVの中核部品など幅広い分野で連携を検討します。
国内2位、3位の自動車メーカーが手を組み、海外勢に比べて出遅れたEV開発で巻き返しを狙います。両社が企業文化の違いを乗り越えて協力関係を築ければ、トヨタ自動車を中心とするグループに並ぶ勢力として、国内自動車産業に大きな変化をもたらす可能性があります。 https://sp.m.jiji.com/english/show/31848#goog_rewarded
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朝日新聞によれば、大阪ガスは、2024年度から3カ年の中期経営計画を発表しました。現状では1500億円前後の経常利益を、30年度に2千億円に増やす目標も同時に明らかにしました。国内で火力発電や液化天然ガス(LNG)の卸売り事業を伸ばすほか、海外事業にも力を入れていく方針です。
世界的な脱炭素化の流れの中で、エネルギー各社は化石燃料からの転換を迫られている。ただ、記者会見した大阪ガスの藤原正隆社長は「ここ20年ほどは、LNGによる火力発電も重要だ」と説明。電力やLNG販売に力を入れつつ、中計の3年間でさらに未来のエネルギーのあり方について具体策を準備するとした。 https://digital.asahi.com/articles/ASS376DW2S37ULFA01M.html
時事通信によれば、食品宅配サービスを手掛けるウーバーイーツジャパン、自律走行ロボットによる配送を東京・日本橋エリアで始めると発表しました。人手不足への対応が狙いで、ウーバーのロボット配送は米国に続き2カ国目。当面は1台で運用し、注文を受けてから30分程度で配達できる場合に活用します。
ロボットは米企業製で、最高時速5.4キロで歩道を走行する。カメラが搭載され、横断歩道を渡る際などは、運行を担う三菱電機グループが遠隔操作する。利用者は受け取るために屋外に出る必要がある。三菱電は「建物内の走行やエレベーターとの連携も技術的に可能だ」と説明している。 https://sp.m.jiji.com/english/show/31644#goog_rewarded
朝日新聞によれば、水素から作り出した電力で走る国内初の水素ハイブリッド電車「HYBARI(ひばり)」の走行試験が、神奈川県内のJR鶴見線で報道公開されました。脱炭素化に向けたJR東日本の取り組みで、2030年度の実用化をめざしています。
HYBARIは水素と酸素を反応させて発電する燃料電池と蓄電池を搭載し、二酸化炭素を出さずに走る。燃料電池車を市販するトヨタ自動車や、日立製作所と共同開発し、22年3月から走行試験を続けてきた。この日は鶴見―扇町駅間での走行試験が公開された。2両編成のHYBARIの屋根には電気を取り込むパンタグラフの代わりに容量計約1千リットルの水素タンクを装備している。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15874852.html
時事通信によれば、日産自動車は、有料の自動運転サービスを横浜市などで2027~28年度に行うと発表しました。今後、さらに4市町村程度を選定した上、計数十台の自動運転車両で実施。タクシーより安い料金設定を目指すようです。当初は運転手が同席するが、技術開発や規制などに応じ、期間中に無人での運用を始めることも視野に入れるようです。
https://sp.m.jiji.com/english/show/31531
時事通信によれば、イオンと丸紅は、協業関係を強化する契約を締結したと発表しました。これまで食品分野に限っていた協力関係を、DX(デジタルトランスフォーメーション)や脱炭素などの分野に拡大するようです。
丸紅はイオン株を追加取得した。取得株数や金額は非公表。今後は丸紅が持つ電力調達のノウハウに加え、在庫管理や決済を効率化するデジタル技術をイオンの店舗網で活用する。丸紅が扱う化粧品などの商材をイオンで販売することも検討する。 https://sp.m.jiji.com/english/show/31476
朝日新聞によれば、石油元売り大手の出光興産とENEOS、北海道電力の3社は、苫小牧市西部に国内最大級の水素製造設備を建設する検討を始めたと発表しました。
道内に豊富な再生可能エネルギーを活用した「グリーン水素」の製造をめざします。 2030年ごろまでに苫小牧西部に、水を電気分解して水素を作る工場を建設する。設備規模は国内最大となる10万キロワット以上で、年間1万トン以上の水素を製造できる。1万トンは燃料電池車11万台の年間使用量に相当する規模という。 https://digital.asahi.com/articles/ASS2P72XBS2NULFA01D.html
朝日新聞によれば、本田技研工業は、米ゼネラル・モーターズ(GM)と共同開発した新しい水素燃料電池システムの商業生産を開始したと発表しました。
自動車大手は、コストを3分の1に削減できたと述べています。 このバッテリーは、年末までに北米と日本で発売されるスポーツ用多目的車「CR-V」に搭載される予定です。 ホンダによると、トラックやその他の商用車用に他社にも販売される予定だという。データセンター事業者は、このバッテリーを非常用電源として活用する見込みです。 https://www.asahi.com/ajw/articles/15154331
朝日新聞によれば、明治大発ベンチャーのポル・メド・テック社は13日、人間に臓器を移植しても激しい拒絶反応が起きないように遺伝子改変したブタが、日本で初めて生まれたと発表しました。
国内では人への移植をめざす研究チームも立ち上がり、今夏にも、このブタの腎臓をサルに移植することを計画しています。 ブタは、米国のバイオ企業eGenesis(イージェネシス)社が作製したもの。通常のブタの臓器は、人に移植すると激しい拒絶反応が起きる。今回のブタはこれを抑えるため、10種類のブタの遺伝子が改変されている。 昨年9月、同社から遺伝子改変ブタの細胞を輸入し、クローン受精卵を作製した。成体のブタの子宮に移植し、妊娠を確認。今月11日に3頭のクローン子ブタが帝王切開で生まれた。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15862788.html
時事通信によれば、トヨタ自動車やソフトバンクなどが出資するモネ・テクノロジーズが、7月から東京・お台場で自動運転タクシーの実証実験を始めるようです。運転の一部を自動化する「レベル2」で開始し、特定の条件下で運転手が不要となる「レベル4」の実現可能性を検証します。
実証実験は、トヨタのミニバン「シエナ」をベースとした車両を使う。トヨタは2021年、東京パラリンピックの選手村で「レベル2」の自動運転バスを運行した際、選手との接触事故を起こした経緯があり、自動運転サービスに慎重な姿勢を示していた。 https://sp.m.jiji.com/english/show/31249 |
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December 2023
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