The Australian Financial Review紙によると、西オーストラリア州の産業界は、連邦政府に対し、炭素回収技術にグリーン水素と同様の関心を寄せるよう求めています。
西オーストラリア州政府は、西オーストラリア州をアジアが炭素排出を貯蔵する 「完璧な場所 」として売り込みたい考えですが、地元産業界は、キャンベラがこの技術に消極的なため、州にとって何十億ドルもの価値がある機会が阻害されていると不満を募らせているとのことです。 https://www.afr.com/politics/federal/wa-urges-albanese-to-back-carbon-storage-20240819-p5k3h3
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The Australian Financial Review紙によると、昨年度、全国の住宅販売業者は平均で32万6,000ドルの利益を得たようです。金利の上昇にもかかわらず、住宅価格が堅調に上昇したためで、Domainの損益報告書によると、これは過去最大の利益であるとのことです。
住宅販売の黒字割合も全国的に上昇し、過去16年間で最高の96%に達しました。 販売により利益を得られた住宅数の割合は、13年ぶりの高水準となる90.7%に跳ね上がりました。 https://www.afr.com/property/residential/the-suburbs-where-every-seller-pocketed-1m-profit-20240820-p5k3rg
朝日新聞によれば、コメの産地で暑さに強い「高温耐性品種」の生産が拡大しているようです。コメが成熟する夏の高温は、品質にも大きな影響を及ぼします。近年、夏の暑さが激しさを増す中、高温耐性品種は、品質が落ちにくいとして存在感が高まりつつあります。
新潟県によると、同県で開発した高温耐性品種「新之助」の作付面積は今年、5300ヘクタールと、昨年より2割増えたという。手間暇がかかる品種だが、猛暑だった昨年でも1等米比率が94・7%(昨年12月31日現在)となり、農協が作付けを勧めている。 県は昨年12月にまとめた今後のコメ作りの報告書で、夏の高温対策に本腰を入れると訴えた。具体策として、コシヒカリを中心にしながらも、新之助などの高温耐性品種への転換も盛り込んだ。また、作付け時期をずらしてリスクを分散させることや、夏に肥料を十分に与えることなどを勧めている。 https://digital.asahi.com/articles/DA3S15994907.html
時事通信によれば、パナソニックホールディングス(HD)が、国内向け電気自動車(EV)用電池の生産拠点整備を検討していることが、分かったようです。同社はEV用電池に関し、SUBARU(スバル)、マツダとそれぞれ提携しており、これに基づいて両社に供給する方向です。
パナソニックHDは国内外でEV用電池を生産していますが、供給先はほぼ米テスラに限定されています。しかし、北米でEV需要が低迷、受注も落ち込んでおり、国内事業を強化して収益拡大を図る狙いがあります。 https://sp.m.jiji.com/english/show/34978
The Australian Financial Review紙によると、クイーンズランド州政府が石炭に課しているロイヤリティーによって、供給安全保障への懸念が高まっており、新日本製鐵が、ホワイトヘブンのブラックウォーター原料炭鉱山の権益取得に10億ドルを投じる決断に影響したということです。
新日本製鐵とJFEスチールは、今回の取引でブラックウォーターの権益30%を獲得し、所有者のホワイトヘブン・コールに11億米ドル(16億ドル)の支払いをしました。 新日本製鐵は、2022年に石炭に課すロイヤリティーを引き上げるというクイーンズランド州政府の決定は、新規炭鉱への投資を抑制し、長期的に原料炭の供給量を「確実に」減少させるだろうと、異例のパブリックコメントを発表しました。 鉄鋼メーカーは、将来の供給不足を懸念し、工場に供給する炭鉱をより多く所有することに「強い危機感」を抱いたと述べました。 https://www.afr.com/companies/mining/japan-s-urgent-1-6b-mine-purchase-driven-by-qld-coal-royalties-20240821-p5k4at
The Australian Financial Review紙によると、西オーストラリア州の資源豊富なピルバラ(Pilbara)地区でグリーン・アイアン(環境に優しい鉄)産業を発展させるために必要な再生可能エネルギーのインフラ整備が、環境承認プロセスによって妨げられている、と専門家が警告しています。
Climate Energy Financeの報告書によると、オーストラリアはグリーン・アイアンを生産することで、鉄の輸出額を2倍の2500億ドルに拡大できる可能性があるが、政府や産業界がグリーン・アイアンの開発に失敗し、国際的な競争相手に負けてしまえば、その可能性はなくなってしまうと警告しています。 https://www.afr.com/companies/mining/slow-approvals-are-risking-the-next-mining-boom-report-20240812-p5k1o3
The Australian Financial Review紙によると、ニューサウスウェールズ州最大の住宅建設業者であるNEXビルディング・グループは、ストックランド社がレンドリース社から13億ドルの宅地ポートフォリオを購入することを承認するよう、競争規制当局に要請しました。
また、旭化成ホームズが過半数以上の株式を保有するNEXは、オーストラリア競争・消費者委員会への提出書類の中で、ストックランドのビジネスモデルは継続的に宅地を開発・販売する必要があるため、ストックランドの方がレンドリースよりも宅地を市場に投入することに長けていると述べています。 https://www.afr.com/property/residential/nsw-builder-nex-wants-1-3b-stockland-lendlease-to-go-ahead-20240812-p5k1u9
時事通信によれば、生成AI(人工知能)による「フェイク(うそ)ニュース」を見破るため、電機大手などが技術開発を急いでいるようです。AI自身がつくり出す偽情報「ハルシネーション(幻覚)」も社会問題化。世界的に法規制の流れが強まる中、急速な普及で表面化する課題の解決に力を入れています。
日立製作所はこのほど、生成AIが作成した文章かどうかを見分ける技術を開発した。複数の類義語の中から、AIの使用が判別できる単語を、お札の偽造防止技術になぞらえた「透かし」として設定。この単語が多用されていれば、AIによる「透かし入り」の文章と見なす仕組み。 「透かし」を多重に設定することで判別の精度を高める。プログラミング言語を含め、さまざまな言語にも対応可能だ。こうした「電子透かし」技術は、画像や動画でも開発・導入が進んでおり、先端AIイノベーションセンタの永塚光一氏は「各国で法規制が急速に進んでいる。生成元を示す技術の開発は加速しそうだ」と話す。 https://sp.m.jiji.com/english/show/34875
時事通信によれば、全国的に猛暑日や熱帯夜が続く中、企業が夜間の熱中症対策に力を入れています。快適な睡眠をサポートするパジャマや、人工知能(AI)を活用したエアコンを販売。朝まで冷房を使い続けることを推奨し、発症防止につなげようとしています。
グンゼは4月、新素材を使った「アセドロン」シリーズのパジャマを発売した。吸湿性が高いレーヨンと乾きやすい素材のポリエステルを混合してさらっとした触感を実現。商品企画に携わった担当者は「快適に過ごすには汗をよく吸う素材を選ぶことが大切だ」と強調する。 家電大手のお薦めはAIを活用したエアコン。温度・湿度を調整したり、設定履歴を学習して運転を最適化したりする機能を搭載する。パナソニックの「エオリア」は、センサーで人の存在を検知すると運転を開始し、不在感知後3時間たつと停止する。シャープのエアコンクラウドサービス「COCORO AIR(ココロ エア)」は、起床や帰宅の時間など生活パターンを読み取り、最適な設定方法を提案する。 https://sp.m.jiji.com/english/show/34898
The Australian Financial Review紙によれば、復活を遂げたAGLエナジーは、クリーン・エネルギーの構築を加速させ、石炭火力発電からの撤退に備えるため、来年度の収益が予想より減少することを示唆し、2億5000万ドルのバッテリーおよび太陽光発電の買収を発表しました。
Betasharesの投資ディレクターであるグレッグ・リデル氏は、バッテリー開発会社ファーム・パワーと太陽光発電所開発会社テレイン・ソーラーの買収について、「クリーンエネルギーへの移行がエネルギー部門全体に様々な機会を生み出すことを示している」と述べました。 今回の買収により、AGLの潜在的なプロジェクトのパイプラインは、クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州における最も有望なプロジェクトを中心に、8.1ギガワットの容量が増加することになります。AGLは、2036年までに12GWの新しいクリーンエネルギー供給(再生可能エネルギーと安定供給をほぼ均等に供給)を行うという目標を掲げています。 https://www.afr.com/companies/energy/resurgent-agl-sprints-into-the-black-as-profits-surge-20240809-p5k151 |
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