タクシーを走らせている京王自動車や、トラックを使う日立物流などで導入が決まっており、今後、レンタカーやマイカーにも対象を広げる予定だ。
「ドライブチャート」と名付けたサービスで、専用の車載器とクラウドサービスをセットで提供する。車載器がスピードや車間距離、運転手の視線やまぶたの動きなどのデータを集め、クラウドでAIが解析する。急加速や急ブレーキといった危険な運転を位置情報や映像とセットで記録し、運転手に知らせる。
昨秋までの半年間、タクシー100台とトラック500台で実証実験をしたところ、事故の割合がタクシーで25%、トラックで48%減った。クルマの修繕費など事故に伴うコストも4~9割減らせたという。
運転手の習慣的な危険運転を把握して改善を促すのが主な狙い。衝突や居眠りを防ぐアラート機能は今後追加する予定。中島宏オートモーティブ事業本部長は「既存のドライブレコーダーに比べて、リスク検出能力の高さが強み」と話す。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14043521.html?iref=pc_ss_date
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