The Australian Financial Review紙によれば、現在、オーストラリアのメルボルンで計画されている新しい地域が、オーストラリアで最も環境にやさしい街になるかもしれません。
地元の住宅開発業者(デベロッパー)であるGlenville社は、世界で初めてとなる「テスラ・タウン」を計画しており、実現すれば、すべての住宅がテスラ社のソーラーパネルと蓄電池を備えるということです。 新しい地域はYarraBend(ヤラベンド)という名称で、Yarra川から300メートルに位置し、アルフィントン製紙工場跡地に建設される予定です。 この新しい地域については、約16ヘクタールの土地で、既に昨年12月に、地方自治体から「Mini Suburb(小地域)」として承認を受けています。 オーストラリア都市開発機構の最高経営責任者(ビクトリア州)のDanni Addison氏は、「このプロジェクトが実現すれば、オーストラリアで最も環境にやさしい、持続可能な住宅開発の一つになる。」と述べています。 ヤラベンドで建設が計画されている建物は、水の使用量を43%、埋め立て面積を80%、そしてエネルギー使用量を34%削減できると期待されています。 ヤラベンドでは、一戸建て、マンション、タウンハウスなど総戸数2,500の新築物件を建設し、今週から第一期売り出しを行い、60戸が売りに出されるということです。 販売価格帯は、148万豪ドルから210万豪ドルで、同地域の平均価格の128万5,000ドルよりも高価な価格設定となっています。 住宅は、環境にやさしい性能を備えており、例えば省電力の照明や家電製品、太陽光発電と蓄電池などが挙げられています。 同地域には、住宅の他に、小学校、コミュニティーセンター、公園、商業エリアなども建設される予定です。 また、電気自動車用の充電ステーションや自転車専用道路も設けられる予定です。このエリア専用のアプリも開発予定で、利用者は公共交通機関の時刻表や、ホームデリバリーメニュー、ソーシャルイベントなどをチェックできるようになるということです。 入居開始は、2017年後半を予定しているとのことです。 http://www.afr.com/technology/solarpowered-tesla-town-is-coming-to-melbourne-australia-20160722-gqbd0h この記事を英語で読みたい方は、こちらをご参照ください: http://www.j-abc.com/blog/solar-powered-tesla-town-is-coming-to-melbourne-australia
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