これまでに、ワイン選びで困った経験はありませんか?オーストラリアの起業家が、ワインをスキャンし、評価し、詳細を保存し、友人などに勧めることが出来る新しいモバイルアプリを開発したようです。
The BRW.com.auによれば、Richard Owens氏は、30歳までワインを飲み始めなかったと言います。同氏は、「酒屋の店内で、ワインを購入しようとしたが、どのワインを選んでよいか分からなかった。また、父親が以前にレストランであるワインの銘柄をお勧めしてくれたが、どの銘柄か思い出すことが出来なかった。このような問題は、ワインを選ぶ人々だけでなく、ワイン製造者にとっても、問題となっていたことを認識した。」と話しています。 それから4年後、Owen氏は、WithWine社の会社設立者(取締役)となり、先に述べた機能を持った新しいモバイルアプリを今年の1月からサービス提供を開始したようです。ワイン製造者も、このアプリを使って、直接、お客様にワインを売ることが出来るようになったとのことです。 サービスを開始してからわずか3カ月で、オーストラリアのワイン産地の一つとして有名なハンターバレー(Hunter Valley)の40%のワイン製造者が参加に署名し、800の異なる銘柄を直接販売しているとのことです。 すべてのワイン製造者は、お客様への直接販売を拡大しようと努力してきました。しかし、その販売拠点であるワイン製造所(ワイナリー)は、数百キロ離れた場所にあることも多く、また、彼らのウェブサイトも時代遅れのままで、新しく顧客を増やす体制が出来ているとは言えなかったようです。 同氏は、「ワインを製造している人々は、純粋に良いワインを製造することを願っている人々で、必ずしもテクノロジーに精通しているわけではない。我々は、モバイルの技術や手法などを利用して、彼らに新しい営業の機会を提供できるプラットホームを確立しました。」と話しています。 お客様が、このアプリを利用してワインを購入した際、注文は、直接ワイン製造者に発注されます。お客様は、WuthWine社に購入金額を支払い、ワイン製造者には、ワインを発送後、(WithWine社から、)ワイン販売価格の12.5%にあたるサービス利用料金を差し引いた金額が、支払われるとのことです。 同氏は、「このような幅広いワインの取り揃えは、一般的な酒屋では決して見ることが出来ない。」と話しています。 また同氏は、「このアプリによって、人々がワイングラスで味わいを堪能している時、まだその余韻が舌に残っている時でも、簡単にワインを購入することが出来ます。我々は、お客様が欲しいと思ったときに、欲しいワインを購入できる仕組みを作ることで、ビジネス機会を逃すことない効率の良い仕組みを作り上げている。」と話しています。 http://www.brw.com.au/p/entrepreneurs/cellar_door_app_gets_mcguigan_and_pJmecNH1KMOgFjOVZ2lCuJ
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