日本経済新聞によれば、セブン―イレブン・ジャパンは全国のコンビニエンスストアで外国人対応サービスを充実するようです。9月から来店客や店員の相談にコールセンター経由で「同時通訳」のように対応します。まず中国語と英語ではじめ、韓国語やスペイン語も検討します。セブンイレブンは免税対応店を広げており、訪日客の利用も多い現状があります。需要が膨らむ2020年に向け加盟店を支援するようです。
新しいサービスは全国約1万9000店で始めます。セブンイレブンはコールセンター大手のトランスコスモスと組み、来店客や店員の問い合わせに対応する店舗支援サービスを導入しています。今回は横浜市にあるサポートセンターと札幌市にある通訳センターを店舗と結び、3者が同時に会話できるようにします。 まず店員が店内にある電話でサポートセンターと回線をつなぎます。店員と電話をかわった来店客が、サポートセンターに相談した内容を通訳が訳したり、サポートセンターの回答を訳したりして会話する仕組みです。サポートセンターではセブンイレブンの研修を受けたスタッフが対応します。 セブンイレブンは免税対応店を全国1200店に広げています。訪日客が多い東京・浅草や京都市内といった観光名所だけでなく、空港やフェリー乗り場などにも増やしています。百貨店や量販店と異なり、24時間利用できる利便性もあり訪日客による商品やサービスの購入が伸びています。 訪日客の増加により店舗での買い物に加え、イベントのチケットを発券したり、写真を現像したりできるマルチコピー機を利用する外国人客が目立ってきました。操作方法などの問い合わせを店員が受けることも多く、十分な対応ができない例があったということです。 外国人の店員も増えています。全国で約38万人いる店員のうち、外国人は2万人に達しています。特に都心では外国人の店員で運営する店が多くなっており、加盟店への支援の充実が急務だったようです。 新サービスの対応時間は午前9時から午後9時まで。問い合わせの状況に応じて時間帯の延長も検討するようです。電話はフリーダイヤルで店に負担はかからないということです。 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO06687320Q6A830C1TI5000/ この記事を英語で読みたい方は、こちらをご参照ください: http://www.j-abc.com/blog/-seven-eleven-stores-in-japan-to-go-multilingual
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